【家を買うまでのヒストリーシリーズ Part1】

こんにちは。

いやー、今年は雪が多かったですね〜。先週もみぞれみたいな雪が降ったことがありました。去年は、2,3回しか降ってなかったのに。異常気象ですかね。

さて、今回から何回かに分けて、「家を買うまでのヒストリーシリーズ」を書いていきたいと思います。「独身で、100万円台の一軒家をなぜ購入したのか」という核心の部分についてあまり触れていなかったのですが、書いていこうと思います。


・幼いころの記憶…繁華街のホームレス


家族で繁華街にいったときの事。親がホームレスを見て子どもにこんなことを言うのです。「いいか、勉強を頑張らないとこうなってしまう。勉強が大事なんだ」今から思えば、とんでもない話だです。大学を出ても、リストラされてしまい、ホームレスになってしまう人、頑張ってもうまくいかない人、そういう人たちも沢山にいるのに、差別のような形で話すことはひどいことです。
でも、その話を聞いた当時は、「ホームレスになったらどうしよう」という印象が強く残り、今でも残っている、といった感じです。この記憶が「家を買った」という行動につながっているように思えます。


・寮付の職場を辞めた時の「スピード退去」


とある会社に就職し、しばらく働いていましたが、どうしてもそりが合わなくなり、辞めることになりました。その会社の寮に住んでいたのですが、「三日で出ていけ!」と鬼のように会社の総務課から言われたのです。「三日じゃ家を探せないよ!」といっても全く聞く耳を持たず。このときの「家がなくなる」「居場所がなくなる」という恐怖感は今でも忘れません。もうパニックになってしまい、本気で失踪しようかと思ったぐらいです。幸い、知人が空き室になっているアパートを紹介してくれ、大家も事情を理解してくれたので、急いで荷物を運んだのです。そこでようやく、なんとか住む場所を見つけて、転職活動をすることができました。その時の教訓から、「職と住居は別にしなくてはいけない」「仮に職を辞めたとしても、住居は確保しておかないといけない」と強く感じるようになったのです。

この時からでしょうか、住居に強い関心を持つようになったのは。そして「いつか、何があっても住んでいられるような家がほしい」と思うようになっていったのです。


・築40年物の貸家に住んでいた時の「風呂がま事件」


この家に住む前は、「築40年物の貸家」に住んでいました。2DK、家賃5万、駅から徒歩7分、と近い。また、スーパーや本屋なども揃っていて、商業施設もあるので、エリア的には住みやすい地区でした。ただ、これだけのところをまともに借りると8万以上(それでも都内よりかは安い)するので、「古くてよいので安い家を」といって貸家を紹介してもらいました。
この家は本当に古く、築40年物、アルミサッシなんかありません。木枠の古い家でした。広い、のはよいところですが、キッチンもせまく、なんだかなぁ、といった感じでした。


その家の風呂釜が壊れた時、交換しなくてはいけなかったのですが、その大家はなんと、「シャワーなしの風呂釜で我慢しろ」と言ってきたのです。元々、シャワーがついていたのに、ですよ。ガス屋からも電話で「シャワーなしじゃ困るでしょ〜」と言ってきたわけです。
大家と交渉してもらちが明かないので、不動産屋に交渉してなんとかしてもらいました。その時、計算したのですが、結局、その入居している間に支払った家賃は、なんと240万近くにもなったのです。「はぁ〜、こんなボロ家に240万も払っていたの、アホや〜」と思い始めました。「家賃は消えていくお金だ」ということ、「家賃を払うぐらいなら、古くていいので買った方がいいじゃない」と思えてきました。



ヒストリーシリーズPart1はこんなところです。
続きをお楽しみに〜。それでは。