【家を買うまでのヒストリーシリーズ Part4】

こんにちは。ここんところご無沙汰しておりましてすいません。
ここのところ、プライベートでいろいろと忙しかったため、なかなかブログを書く時間が取れなかったのです。まだドタバタしているところではありますが、「早く続きを書いてね〜」と言ってくれる方もおられるので、ボチボチ書いていこうと思います。

我が家近辺では、ここのところ、強風が凄まじいことになってます。夜中でもビュウビュウ風が吹いてて、朝出かけるときもものすごく吹いててなかなかキツイこのごろですね。


さて、<家を買うまでのヒストリーシリーズ Part4>に行きたいと思います。


その3 高尾山を越えて〜山と温泉のある地方へいらっしゃい〜♪
    山の中の芸術の街・一戸建・3DKの物件へ。


東京も端のほうに行くと、山々が見えてきます。都内からでも、展望台とか上れば見れるかな。高尾山をはじめとした、小高い山がつらなっています。そこから先は、山の中〜。高尾を越えると山に抱かれた街が見えてきます。多摩地区とは違って、スーパーやお店とかもかなり少なくなってしまい、一気に不便になります。この地区には、温泉が多く、よく、多摩からバイクで2時間近くかけてツーリングに出かけていました。この地区のことはよく知っていたので、「ここら辺に住んで、温泉が近い生活がよいのかもしれない」と思い始めたのです。確かに、ここは不便だけど、東京も近く、買い物も多摩までいけばよい、それに、田舎に移住してくる芸術家も多いから、住みやすいだろう、というのもありました。この街では、芸術家を積極的に受け入れてきたり、そういったイベントや施設があったりするせいか、芸術家の人がやってきやすい、引越してきた人に対してオープンなイメージがありました。
また、高尾までも、大垂水峠という峠はありますが、行こうと思えば、バイクで30分、それならよいな、と思って探し始めました。

すると、駅からバス7分(バイクで5分)、高台にある一軒家・3DKというのがありました。見に行ったところ、進入道路は多少狭いものの、家としては割と十分な広さ、ベランダもついているし、中が広そう、という物件でした。3DKというのは手頃です。一部屋を自分の部屋として、一部屋を客間、一部屋を寝室、といった使い方ができるのでよいなと思ったのです。しかも、温泉まで5分、なんと贅沢な環境なんだ〜、とむっちゃ興奮しましたね。


さっそく「買うぞ!」と決めて、手続きに入ろうとしました。この家は120万前後の値段で売りに出されていましたが、やはりこの値段だと、皆さん欲しがるそうです。そりゃ、この田舎町としても、その程度の広さだと軽く4,5万は家賃で取られるので、その値段なら買ったほうがよい、ということになるのでしょう。3人の人と競合することになり、売主は他の人に売ることになりました。

その悔しさ、といったらありませんよ〜。せっかく、しかも、予算内で買える理想の一戸建てだったのに、他の人に取られてしまったのは、しょうがないとはいえ、かなりショックでした(泣)しばらく茫然自失となっておりました。


その家、今はどうなってるか、というと、その買った人が貸家にして他の人に貸しています。まぁ、その値段なら買いでしょうね、そこも市役所の評価によると350万ぐらいの価値があるそうです。売ってもよし、貸してもよし、なるほど、そういうものなんだな、不動産というのは、と思いました。

今でも、そこの温泉に行く道路中にその付近を通るのですが、「この家を買っていたら、どうなっていたかな〜」とふと思うことがあります。


ヒストリーシリーズ Part4はこんなところです。
続きをお楽しみに〜。それでは。