<家を買うまでのヒストリーシリーズ Part5>

こんにちは。ようやく桜が咲いてきて春らしくなってきたこの頃ですね。
みなさんはいかがお過ごしですか?私のほうはまだバタバタしているところですね。
もう少しのんびりしたいなぁと思っているところです。

この<家を買うまでのヒストリーシリーズ>も今回のPart5で最終回です。
このシリーズを始めたところ、いろんな所から反響があり、「早く続きを書いてほしい」とリクエストがあがってきて嬉しい悲鳴?をあげております(^^)私もバタバタしてはいますが、こういった声に応じなくては、と思い、時間をやりくりして書いていきますね。


<家を買うまでのヒストリーシリーズ Part5>

その4 リベンジ!山と温泉のある地方での我が家探しFinal〜
    ついに4LDKの我が家をゲット!

「山の中の芸術の街・一戸建・3DKの物件」をゲットしようとかなり頑張ったのですが、
他の人に持っていかれてしまい、やや失意の日々を送っておりました。「うーん、ギリギリの首都圏でなんとか通勤できる場所はないものか」とネットでひたすら検索する日々が始まりました。会社は都内と多摩に事業所があったので、千葉・茨城などの東側では、通勤することが難しくなってしまいます。都内勤務だったので、千葉・茨城でもよかったし、そちらの方が安い物件が多かったので、そちらでもよかったのですが、多摩に転勤になった場合、通うのが物理的に無理なのでは?ということで見送ってしまいました。今となっては、千葉・茨城の方が気候が温暖なのでそちらの方がよかったな、と思うこともありますが、こちらは私が大好きな温泉に恵まれているので、住めば都だなぁと思ったりもします。

そこで、高尾〜大月までの中央本線内で探すことにしました。大月までだと終電が深夜1時近くまであり、都内からの終電でも新宿11時半ぐらいまでいる事ができるので便利かなと思いました。大月を超えると終電が2時間も早くなってしまうため、それ以上は厳しいという条件でいろいろと探し始めました。

すると、「駅から徒歩10分、土地約50坪、築20数年で180万」という格安な家の情報をゲット!!「これは見に行くしかない!!」と思い立ち、その日の午後には、バイクに乗って1時間以上かけてその物件まで見に行きました。


実際に現地まで飛ばして見に行ってきました。

状況としては以下のような感じでした


・道路があって車が入ることはできる→荷物の積み下ろしが楽
 (後でこれが私道の問題となるのだが、
 当時はわからず・・・)
・家自体もやや古さはあるけれども大きな異常等は見当たらない。
・庭もついている。
・駅まで実際に歩いて時間を計測。約11分。
・周りにはスーパー等はあまりないが、バイクで飛ばせば10分ぐらいでコンビニ。
・予算が120万→180万、と高くなる。ただし、その分、一部屋増える(3DK→4LDK)
・空き家の状態が続いている
・隣の家が3DKで家賃が4万円台。一部屋多い4LDKなら5万円台で貸すこともできるのでは?
・家賃5万円、と想定した場合、3年で元が取れる。



やや予算オーバーではあったものの、スペックとしては結構よいぞ!!と興奮してきました。それに、その当時、100万円台の家はなかなか出物がなかったので、「早めに買わないと!!」というやや焦りと興奮の中で一晩考えてしまいました。

朝起きて、「やっぱりこの家だ!!」と思いたち、連絡を取りました。すると、「まだ物件はありますよ〜」とのことで、「これも何かの縁だなぁ!」とやや興奮しながら、手付けを打ちました。やや交渉したら、160万に値下がり。年を越えてから、正式な決済を行いました。現金で全てを揃え、決済しました。なけなしの貯金をほとんど使っての今回の家購入。スッカラカンになってしまいました。(今でも経済的には厳しいですが…)

それにしても、本当に初めての出来事で、いろんな事が勉強となりました。今回の一件で少しは不動産の事に詳しくなったことや、いろいろと探し回ったことなどがよい経験になりました。ある程度の相場などもわかるようになったのでよかったなと思います。



家を買って、何が一番大きく変わったか、それは、「ホームレスにはならない」という安心感だと思っています。職場で辛いことがあったり、給与が下がったとしても「この家があるから、とりあえずは生きていける」と思い、気持ちに余裕ができるようになったのが大きいなと本当に思います。この安心感は、やはり賃貸では得られない感覚だと思います。住宅ローンがないので、それに縛られる様なこともない、そういうのは大きなアドバンテージだと考えてます。

また、田舎にきて、自然が多く、温泉が近いことが癒しになっている、というのは温泉が好きな私にとって生きがいになっています。庭があることで、家庭菜園を始めて、その楽しさ
に目覚めたり、と新たな発見があったりするのも新鮮ですね〜。

あとは、集落の人や知り合いに言われるのは、「家を買ったんなら次は嫁さんだね〜」とよく言われるのですが、こればかりは運と縁がないとね、まぁ、当分は先でしょうかね、と気楽に構えているところです。当分は気ままな独身暮らしかな…。

とまぁ、こんなところで、【家を買うまでのヒストリーシリーズ】を終わりにしたいと思います。長い文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。

なお、このシリーズに関して、もしくはBlogに関して、個別に聞きたい事がある方や連絡を取りたい方はkakuyasuhouseあっとまーくgmail.comまでご連絡頂ければと思います。すぐにお返事できないかもしれませんが、できるだけ答えられる範囲内で答えたいと思います。

それでは失礼致します〜。